陶器のジュエリーつづけています。

前回、土鍋から切り出したパーツ、フレキシブルシャフトにセットしたダイヤモンドディスクカッターで丸く整えましたが、ダイヤモンドやすりでも、けっこう噛みます。アウトライン整えやすいし、手でやすってもそんなに作業スピード変わらないかも♪
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ディスクと併用して、こんもりとさせて…
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マジックで大体のイメージを描きます。
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大きめのダイヤモンドやすりをいくつか用意してみましたが、少しの荒さ(番手)の違いで、パンチが違うのには驚きました!
写真左と真ん中が#150、右が#180です。
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土のキメの荒い陶器を、まだまだラフにすり出している段階ですから、ザクザク行きたいのですが、
まずは最初に一番大きい、インチの平#180で(単純に#150が店頭になかった)いじってみて、こんなもんかな、と思って、次にそれより小さく軽い先細の平と甲丸の#150で試したら、こっちの方か圧倒的に早くてビックリ。
やすりで言うと、中目と細目ぐらいの感覚の違いがあるかも。こんなに違うと思わなかったのです。
ふつう、金属相手だと、サンドペーパーとかセラミックポイント、シリコンポイントの番手の上げ方って、#180、#240、#320、#400、#600、#800、#1000、#1200、#1500、#2000…みたいな感じでピッチ飛ばすし、それも、バローベの精密ヤスリかけたら#600とかだから、荒いキメのピッチの差ってあんまり知らなかったから、新鮮♪

金属相手でゴリゴリ削りたい時、普通の目の切ってあるやすりの場合は、荒く落とすと体重かけて腕が負けないようにしないとならないから、疲弊する分、ちょっと軽め(細かめ)でいった方が噛んでる感じがつかみやすい時があるけど、
今回は相手(陶器)が軟らかいし、ダイヤの粒だとやすり目と違って方向がないから、荒くても滑って持って行かれることがなくて、単純にどんどん荒くすればイイ!というのはなんか面白いです。荒いのもへっちゃらで(笑)。
あ、というか、単純に、わたしが左利きだから、右利き用(に目切りをしてある)のやすりを左手で使っている時のギャップが、ダイヤモンドにはないから、ということか…。
最初は存在すら知らなかった左手やすり。
それを初めて使った時の、あの安定感ったら…うっとり♪…としか言えないかもです(笑)。
これまでどうして平らがちゃんとやすれないんだ…と悩んでいたのがうそのようで、なんだよ、あたし滑らないじゃん!って(笑)。感動したな~!ヒターッとしっかり地金を噛んで、持って行かれずスッキリ真っ直ぐやすれる気持ちよさ、そのすがすがしい切削音…。
…そんな風に後になって左手やすりも揃えましたが、それまでに持っていた右手やすりも同じくらいあるので、結局どちらも使っています♪


左手用でびっくりだったのは、初めて左手はさみを買った時のこと。
デザインの学校に入ったんだから♪ちゃんとしたのを自分に与えようと思っていそいそ使ってみたら…「目」が合わない…。
すごい繊細なラインを切りたいのだから、左手のための左手はさみと思ったのに、切ろうとしている線を見る方向が逆になることにオドロキ…。手は慣れれば割とすぐなんとかなるけど、そのときは視点の取り方が混乱してしまって仕事にはまったく使えず…。その後使えるようになるまで結構時間がかかったし、結局今でも真剣に切るもの(笑)は右手はさみ。生まれてから(笑)24 才までの目のクセってね、結構強力だった。

…っと書いてたら、「目」なんだなって。
自分の目も…やすりの目切り、中目、細目…キメも語源は木目…道具や素材の表情も、みんなおんなじ言葉使ってる♪…

さてさて…
このゴールデン♡な甲丸はチタンコート。
チタンコートはさらに良かったです。サックサク!切削性がものすごくいい。
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かたちにでこぼこをつけていきます。

またフレキシブルシャフトにダイヤモンドポイント。今度は円筒型のトップの角を使って、やすりではできない小さな起伏をラフで彫っていきます。
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ぷっくり目のドロップ型のポイントの先端で、ラインを決め込みます。
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粉々になっちゃったので、一回濡れたクロスで拭ってみました。
ざっくり、こんな感じ。
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もう少し細部を詰めたいので、細いポイントに変えて、立ちあげた立体の側面をシャープに整えます。
影がくっきり見えるようになってきました。
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上の顔、一個目はこんな感じでいったんストップしようかな。
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陶器は細部に手を入れるときも、いつもいじってるワックスとも違う、もちろん金属とも違う、
ザラザラするけど、進みはいい歯ごたえが面白かったです。
ホロッと崩れるかな…と思ったけれど、ディテールも欠けたりせず、もちろん木目のように流れを読む必要もないから、これは意外と手軽で楽しいカービング素材かも♪

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さらに続けていきます♪