火曜日。

次いらっしゃる方と開けようって、
超楽しみにしてたんだ~♪
①KIMG3028
アルメニアのお菓子!
クラスの生徒さんにいただいたの。
食べたことなくない?♪
私生まれて初めて…
ていうか今日のSさんのワンピース、同じ色じゃない?

ほんとですね笑
嬉しい偶然♪


ラハ・ロクンというらしい♪
②KIMG3036


どうぞどうぞ!
固くなってないかしら?大丈夫?
大事に取って置きすぎて笑、

♪♪♪全然!柔らかいですよ~♪
いただきまーす!

「お餅みたいなので、日本の方のお口に合うかと思って…」って、
ムチャクチャ日本語上手なお嬢さんでね…
③KIMG3039


薔薇の香りなんだって~♪する??
④KIMG3040a


うん♡ ほんのり♪

うわぁ~
外国のお菓子ってさ、粉々でもこういう包みってとこが大好き笑

ねー♪包装紙の色とかデザインもね。
きっちり個包装にすればいいってもんじゃありませんよね笑

そーそー!
なんかさ~雰囲気がさ、うっとりするって言うか…こういう方が好きよ。
紙の薄さとか色合いもいいよなぁ
④-2 KIMG3107


そしてモチモチ
⑤KIMG3048a


その上ヌチヌチ
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コーンスターチだからか、なるほど…
米粉だともっとベタベタして、それに固くなっちゃうんですよね。
私ね熊本でしょ、昔からあるチョウセンアメって、お土産にね、よくするお菓子…ちょっと似てるなーと思って。
子供達には、またかって言われちゃう笑…

懐かしー!!!!!
大好き
その名前超久しぶりに聞いた!
母がね大好きでね、祖父が長崎の人だったからかしら…「子供の頃、父のお土産が嬉しくってね」ってよく言ってた♪
やっぱし日本人はモチモチ好きだよな。

アルメニアの方もこういうの、お好きなんですね♪

ねー!なんか嬉しい♪


…全体的にノスタルジックなほろ酔い気分になって笑、
そういえば、この後ろにちょっとだけ紫色も感じ取れるパッケージの色と、
優雅でほんの少し物悲しくそそられるフォントの流れを見ていると、
東欧の香り?だろうか?
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日曜日。

次はKさんと♪
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う~ん、「ローズフレイバー」しか読めない笑

そーなのよ~笑
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よく見たら上のはロシア語で、
こっちがアルメニア語みたい。
⑫KIMG3103


う~んモチモチしてるー
この粉々感といい…
分かった!ボンタンアメ!笑
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わははははー!なるほど!
あれもウマイよなぁ
あのブーブー紙みたいなのに包まれてるやつ!

一緒に食べられちゃうやつ♪


あれもいい香りだよなぁ~♪
…これさ、分かった、緑茶!
この前紅茶でいただいたんだけど、絶対こっち!
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たしかに…この甘さとか、粘りとか…和菓子っぽいって言うか。
合いますね、緑茶。
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モチウマすっかり堪能♪
ごちそうさまー

アルメニア語…アルメニアか…。
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次の日曜日。

ちょうど両親の結婚記念日で会うことになっていて…51回目らしい。

あのね、ローズフレイバーのチョウセンアメなんだよ、おすそわけ、学校の生徒さんにいただいたの。

チョウセンアメ!!!あたし大好きよ!

だよね笑、知ってる♪
アルメニアのね。

ほーぅ?!
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ロシア語とも違うんだろう?
⑲KIMG3246
まぁ!アルメニアの…そんな珍しいものいただいちゃっていいの?

レッスンの生徒さんともみんなで食べたんだ♪
そしたらチョウセンアメみたいって♪
みんなでいただいた方が喜ぶもん、Bちゃん。

!!!まぁまるで魔法使いの♪おとぎ話に出てくるみたいな、ねぇ昔読んだ…バーバヤーガって…スラブの…

そう笑、あたしもそれ思い出した、似てるよね♪
初めてBちゃんに会った時、
お名前もね、ファーストネームも今まで聞いたことないような、眼を見張るような音でね、
で、うわぁ~♪って思って、
T~って例えばさ、英語だとケイトとかキャサリンとか、日本語だとタカコとかサトコとか…しっかり目っていうか、スッキリクールとか、賢いとか、そんな感じのお名前?どんな意味?って聞いたら、
「名前は音だけで日本の漢字みたいに意味がないですから、それに日本の方の名前のことはよく分からないですけど、う~ん、よくあるクラシックな名前笑」って言ってた♪
「カタカナで書くと~フになるんですけど、
ほんとは~Vで終わるし、
アルメニアの言葉は全体的に強いかもです」って。「日本語の方が柔らかい」って。
完璧な日本語で笑。

そうなんだ~!面白ーい♪
そうかその音、古風なお名前なんだね、と姉。
アルメニアって言うと、
あたしなんかだと、まず吹奏楽の時の「アルメニアンダンス」って曲だもんな。
そうするとさ、アルメニアの踊りって、
やっぱり強くて激しい感じなのかな?

あたしもだよ、まずそれだよね!
やったよね~その曲!
最近ね、YouTubeで色々視てるんだけどね、
ムチャクチャカッコいいのが、スネア!!!
…って言えばいいのかな、小太鼓の。これはたくさん見つかる、有名なんだろうね、きっと。
椅子に座ってね、脇に抱えてそのまま素手で叩くんだけど、超ー超ー早弾き!というか、早叩きでさ!
あとね、膝に乗せて爪弾くお琴みたいなのの大編成のも視たけど、これも早弾きだった。
エナジェティックだよスゴく。

たしかに!
あるよね!中央アジアの文化で、そういうお琴みたいな、小さいハープみたいなの、横にして弾くやつでしょう♪

…アルメニアって言うと、どこら辺になるんだ?東欧にもなるんだよな?

そうなんだよね。東欧ともアジアとも、どっちにも分類されるらしい。最近はジョージアって呼ばれるらしいけど…

グルジアね!

ね、グルジアの方が…って勝手に馴染んで言っちゃう笑、なんかいい感じ、しちゃうんだけど、
ジョージアとアゼルバイジャンと…トルコとイランの真ん中、首都はエレバンっていうんだよ♪
こんなに外国の国のこと、自分から調べるって私にしては珍しい笑。

アルメニアってね、
世界で初めてキリスト教を国教にした国なんだって。
ノアの方舟が着いたって伝説で言われてるのも、古代アルメニアにあったアララト山って。
現在の国境だとトルコ領内にあって、エレバンからは32キロ?だったけな、なんだけどね。
街を見下ろす雄大な聖なる山って感じでね、アルメニアの代名詞みたいな…日本の富士山みたいな笑。

Bちゃんに会ってから思い出したんだけど、
そー言えば、ある方が…鉄分の多い隕石を探してるって…刀を造るからって…結局それ、横綱の初土俵入りのためのものだったんだけど…ちょっとお手伝いした方があってね…そう、この前も…って一年も前だけど、またお問い合わせがあったのはさ、今回のさ、草薙の剣とか鏡とかもやっぱり隕鉄で造ったんだなぁって思ったんだけど…
そいでね、何が言いたかったかって言うと笑、
その方達が、黒曜石…オブシディアンって石でスフィアを作るって、なんでもアルメニアのオブシディアンは世界で一番黒いからって、アルメニア行きのツアーを当時組んでたの思い出したんだよね。
そのことBちゃんに言ったら、
あーその石は、もうそこら辺にゴロゴロ、転がってますよー!って笑ってた。

その生徒さんはどんなもの作っていらっしゃるの?

んー?課題をやっていらっしゃるから、
他の生徒さんと同じだよ♪




…うわぁ~ちっちゃい

アルメニア語ですよー♪

ニッコリ笑って振り返ったBちゃんが、
それまでペンの頭に唇を当てたり、頭をかしげながら熱心に書き込んでいたノートを初めて見せてもらった時、
私はときめいた。

なぜって、
あまりにもみっちり…あんまりにも細かい、見たことがない不思議な美しい文字が、
ノートを埋め尽くしていたから。

こんなに丁寧に、
こんなに集中して、
こんなに大切に、
ここでジュエリーを学んだ時間を記録してくれていたから。

初めて提出してくれた課題の評価シート、
Bちゃんは日本語で書いていいんだろうな、と思ったけど、
一応漢字に全部フリガナふったら、
ありがとうございます!!
フリガナ、涙出た。
ほんとに涙出ましたって、後で言いに来てくれた。

その時、こんなに上手にさらっと日本語使えるのに、
きっとものすごく人一倍努力されて、
ここで、日本で頑張ってるんだろうなぁって思った。
こちらこそだよ、Bちゃん。
素晴らしいノート、あなたのエッセンスの作品課題…
こうやってひとつひとつ、一文字一文字、
大切に刻んでくれて、
本当にありがとう。
こっちが涙が出るよ。

そんなBちゃんが、
金工を学ぶ美大の四年生で、この3月で卒業して、アルメニアに帰るって知ったのは、
今月の頭だった。
そうか…じゃあ最後の半年でジュエリー、ダブルスクールしてたのね、
生徒さんにはクラスの授業以外のことは、
あまり深入りして聞かないから、知らなかった。

そうかー!
えーじゃあさ、袴はくの~♪

はきた~い!
でも高い~レンタルでも!

だよな笑、でもさ、コスプレしていかないとね、日本の

…ですから、
卒制と大学の授業で、11月までしか木曜日の先生の授業、来れないんです。
最後の週は、朝だけちょっとだけかもしれない。

卒制、大物のオブジェとかやってるの?

そう、大きいやつ。

だからかぁ~Bちゃん力強いもんね笑、
ゴリゴリやすれちゃう。
腕っぷし半端ない笑。
…この最終課題のサイドメレーリングは、
じゃあ、一緒にやれるとこまでやってさ、流れと説明だけしといて、
あとは火曜日でやるしかないね。
まぁ、なんとかなるよ、やれるやれる!
大丈夫!

そうですよね、頑張ります!
ジュエリーも全部、ちゃんと終わらせたいから。

しかしさぁ~、
半年でここまで、ほんとよく頑張ったよね♪



Bちゃんの最後の課題のノート。
⑳KIMG3070


ノートって、
どの生徒さんのもそうだけど、
②①KIMG3075a


作品と同じくらい、
時にはもっと、
②②KIMG3067ca


いとおしいものだったりする。
②③KIMG3079ba


で、
私は、ちょっと興味を持っている。
アルメニアとアルメニアの言葉に。
②④KIMG3158
音楽のYouTube以外に、
最近毎日視聴しているのは、
こちらだ。
「Yerevan EveryDay」

毎日、毎日、
エレバンの街を、おじいさん(たぶん笑)が、ホームビデオ風に撮っているんだけど、
近所の公園とか、そこで笛を吹くおじいさんや学生のグループと話したりとか、建物を取り囲む柵の柄が色々違うのをひとつづつ撮ったりとか、
近くの家が火事になったこととか、
少し郊外まで車で遠出した車中からの風景とか…
よく出てくるバスの停留所は、スゴい混んでいて、紫色のバンみたいな小さいバスに、半分並んでいるような並んでいないようなエレバンの市民の方達が、わりとゆっくり乗り込む様や、
その脇の地下に下りていく階段のいつものアングル、緑のドラッグストアのライトサイン、果物を露天で売っているお姉さんとか、
モバイルのコンパクトなスタンドショップとか…
なんだか馴染みの風景のような気がしてくる。

時々映る相方の、プラチナブロンドと言うより、イエローゴールドのような温かくやわらかい髪の色をした素敵な笑顔のご婦人は、
「ジェシカおばさんの事件簿」のジェシカその人によく似ていて、
声も、森光子があてていたあの声によく似ていて、いつも笑っているようなコロコロとした声音だ。
おじいさんの方は映らないけど、
二人で最初から最後まで、ずーっと話してる。
ほんとに、まぁそんなによく話すことがあるなぁ笑と感心するほど、画が回っている間、ずっと話してるか、笑っている。
ちなみに、私が聞き取れるアルメニア語は、
今のところ、おじいさんの「さよう!」か、
ご婦人の「そうよ!」だけだ。
アルメニア語のԱյո-Ayo、イエス!は、
そこはかとなく懐かしいおじいさんの発音だと、さよう!にしか、聴こえない。

彼は、行き交う人や車をのんびり流し録りしたり、高台のようなところから市街や山々を丁寧にパンしたりするなかで、しばしば色付いてきた木々の枝にズームしたり、足元の落ち葉にちょっと夢中になってフォーカスしたりする。
べらべらしゃべりながらよくやっているのは、
街路樹のティルトアップで、最終的にエレバンの空をバックに、かえでのような葉で影絵のような黒いシルエットを見せる画がお気に入りだ。
私はこのおじいさんの目線、気が合うなぁと思って観ている。

夜の街も素敵だ。
いい色合いの暗闇の中で、街灯もなんとなくオレンジっぽく温かにマッチして、
もう閉まりかけた小さなブティックのウインドーになぜか貼り付いて離れない子供に苦笑しながら付き合っている母親や、それを眺めている違う店の店員達や、店じまいの途中で看板を畳んだ手を止めて腰に手を当てて長々と電話に夢中になっている人や、靴屋に並んだブーツの踵のデザインなんかを、二人でずーっとおしゃべりしながら丁寧にパトロールする。
そう、エレバンの街は、なかなか素敵なのだ。


そんな風にエレバンのことをふんわり考えながら引いたら、これが出た。
へぇー…1。
Magician。
②⑤KIMG3225
キリスト教が国教の国のことを、
タロットで感じようとするなんて異端千万
かもしれないが、
自分の状態を観察するには悪くないツールなので、許してもらうとして…

タロットの1は、スタートだけど、
まっさらの何もない所からの始まりと言うよりは、
新しい土地にやって来た行商人が、前にいた所でやっていたことを、
旅芸人が、変わらずその興業を持ち込むみたいな意味がある。

四角い机は、
任意にlocated、人工的に切り出した、切り取った場面で、自然のものではない。
自然発生的に何かが流れ込むのではなく、
人間が持ち込みセットするものだ。

とは言え、ゲニウス・ロキとの出逢い的に、
机の立ったそのlocalな土地とのご縁はスタートする。

棒が一般的な札と逆で右手に持たれていて、
だが、左肩が何となく盛り上って強調されて見えるし、机の上の品々は曖昧で印象が弱い。

さて、そのまま読むか?
それともミラーリングとして読むか?
ミックスの印象かもしれない。
クリアーなインスピレーションを持って、
颯爽と自らやって来たというより、
何となく連れてこられちゃったみたいな、
ぽーんと放り込まれちゃったみたいなこの行商人は、
自分の何を売ってみせればいいのか?
まだよく分かんない、ような顔をしている。
左手に玉を持っているかどうか?も見えないところが、さすがである。

でも、なんだか心惹かれるところだし、
何らかの新しいステージが、拓かれたので、
体感覚と心のアンテナはドッチラケなんだけど、
あさっての方向を見据えながら、
必死で器の帽子に何か落ちてこないか?引っ掛かってこないか?感じ取ろうとしつつ、
えぇっと…取り合えず使い古したモチネタで、ひと振り…といったところだろうか。

WHEEL OF FORTUNEのボールの落とし所として、
半分妄想していたところに振られたので笑、
でも、結局そのストーリーを思う度になぜかおそわれていた絶望感より、
今感じるのは、
なるほど、
もっと心地よいものだ。

旅として、でも。





追記

Bちゃんは、
11月最後の授業の終り頃、
木目金のゼミの前にちらっとクラスに顔を出してくれた。
いつもかけてるメガネは、頭の上に乗っかっていて、
結構暗くなって寒くなってきた中、走って来たのか、
頬っぺたがほんのりピンク色だった。

忙しいのに笑ー、お疲れさん♪


授業に出る時間もないのに、律儀にこの半年のお礼を言いに。
こちらこそ、
ほんとにありがとね。


ねぇ、エレバンにさ、
鋳造屋あるかしらね?

ジュエリーはこっちに来てから始めたから、調べたことないです。
でもあるんじゃないですか。

帰ったら調べといてねー!
そいで、出してみてね!

分かりましたー!
あと…1月とか、また寄れたら来ます!

おー♪
またねー!